芦ノ湖の釣り魅力を振り返る

ライフスタイル
スポンサーリンク

芦ノ湖は、首都圏から近い観光地としても有名ですよね。

特に神奈川や東京からアクセスしやすいので、行ったことがある人も多いのではないでしょうか。

今回は、「釣り場」としての芦ノ湖の魅力を綴ってまいります。

私と芦ノ湖との付き合い(少年時代から)

小学校6年生の頃、地元で「釣りクラブ」を作っておりました。

ちょうどルアーフィッシングが流行っていて、仲間たちと電車とバスを乗り継いで芦ノ湖の湖尻に虹鱒を釣りに行きました。

日帰り釣行です。

五人くらいで行きましたが、誰にも釣れませんでした。

そんなに甘くはないですよね。

でも、なんだかとても楽しかったのを覚えております。

次に行ったのが、中学校3年生の春休み。

この時には、泊まりで行きました。

この時は、私がスレ(口以外にかかること)でブラックバス、友人がスレでワカサギを一匹上げました。

魚の姿を見ることはできましたが、なかなかまともには釣れませんね、、、。

次が、高校一年生の時。

この時は、親族旅行のついででしたので、ガッツリと釣りは出来ませんでした。

桟橋の下にブラックバスの影を見て、「魚はたくさんいるんだな」と感じました。

大人になってから、釣りも上手くなって、再挑戦

それから20年以上が経ち、管理釣り場でたくさん釣りをして、自分の腕にもそれなりの自信がついて来た頃、「また芦ノ湖に挑戦したい」と思うようになりました。

釣り用の変更グラスを作ったメガネ屋さんで、情報を得ました。

「元箱根の『箱根ホテル』に宿泊すると、桟橋から釣りができるよ」と。

この話は、後で間違いだとわかるのですが、、、。

その場に合うタックルなども、聞くことが出来ました。

道具を揃え、ホテルを予約し、久しぶりの挑戦です。

「一匹でも釣れればいいな」という心境でした。

当日、現地に着くと、ものすごい人。

人気あるんですね。

なんとか自分の場所を確保し、スタートを待ちます。

イメージ図。

これ、どの年のものか不明です。

晴れていれば、この位置から富士山が見えます。

3/1は「特別解禁」で、普段より、スタートが遅いのです(確か、6:30)。

号砲がなり、スタート。

みんな、一斉にキャストします。

私にも、早速ヒット!

しかし、足元でバラしてしまいます。

力が入りすぎか、慌てすぎか。

何度かそんなことを繰り返して、ようやくキャッチ。

なかなか、いいスタートです。

そして、何匹かあげると、その中に、いいのが混じって来ます。

こんなのとか。

こんなの。

これ、どちらかが60cm、他方が55cmです。

岸からこんなに大きなものが釣れるとは思っていなくて、とてもラッキーでした。

周りはそんなに釣れていないので、、、。

大きい方を計量所に持っていくと、60cm。

大物賞に参加できるのが60cmからなので、ギリギリですね、、、。

当日は、これらのサイズを筆頭に、十匹ほどいいのをあげることができました。

大満足です。

こうして、私の芦ノ湖への本格的挑戦は、成功のうちに終えることができました。

そして、授賞式では、60cmで並んだ3名のうち、最重量の魚を釣った人が「ピタリ賞」なるものをもらえることになりました!

そして、なんと!私がその賞をいただくことができて、置き時計などの賞をもらいました。

そして、ホテルに帰ってゆっくりします。

お部屋は湖に面しており、とても眺望がいいです。

お部屋も、広々としてて天井も高く、快適そのものです。

夜は、ディナーを楽しみました。

シェフが腕によりをかけた料理を堪能します。

そして、二日目。

1日目ほどの大物は出ませんでしたが、放流もあり、30匹ほど挙げる事が出来ました。

この結果には大満足し、仕事の都合さえつけば、毎年でも泊まりがけで芦ノ湖に来たいと思いました。

そして、毎年のような芦ノ湖詣が。

そして、翌年から、毎年のように解禁時に芦ノ湖に足を運びます。

なかなか、初回のようには釣れませんが、それでも、それなりのサイズが毎回釣れます。

放流直後の魚体が釣れることも多いので、このようにちょっと傷んだ魚体が上がってくることもあります。

管理釣り場用のルアーがよく効きます。

ニジマスだけでなく、ブラウントラウトが釣れることもあります。

魚種別に大物賞が決められるので、珍しいブラウントラウトが釣れ、これで入賞できるかな、、、と思いましたが、惜しくも届かず。

足場の高いところでは、長めのネットが重宝します。

「貸してください」とよく言われました。

魚が重いと、挙げるのもなかなか大変です。

ルアーに上下の動きやキレのある動きを加えると、ブラウントラウトが釣れる事があります。

ホテルで食事をすると、5千円くらいかかることもありますが、地元の食堂を利用すれば、もう少し安く食べられます。

ワカサギフライカレー、1500円くらいだったかな?

芦ノ湖のワカサギ(「公魚」と書きます)は、天皇にも献上される、由緒正しいものです。

解禁直後は、派手目のスプーンが効きます。

解禁後、1時間が勝負!

これはF1(混血)ですね。ニジマスとイワナの合いの子の「ロックトラウト」かな。

放流地点の近くに、名物の遊覧船の発着所があります。

遊覧船が通って水が動くと、魚の活性が上がります。

この日は、近くの食堂でワカサギのフライ定食を。

これも、千円ちょっとだったかな?

解禁日以外でも

芦ノ湖の釣りは、何と言っても解禁日が楽しいですが、それ以外にも、釣りを楽しむチャンスはあります。

4/1から、エサ釣りが解禁されますので、ルアー・フライの人は、3月一杯までは伸び伸び楽しめます。

これは、3月末に、岸からミノーで挙げた小型のブラウントラウト。

小さくはありましたが、会心の一匹でした。

これは、秋口に挙げたブラックバス。

ご存知の方もいるかもしれませんが、日本で初めてブラックバスが放流されたのは、この芦ノ湖です。

つまり、芦ノ湖は、日本のブラックバス発祥の地でもあるのです。

大型も潜んでいて、魚影もかなり濃いので、マスを狙っても掛かってくる事があります。

高地にあるとは言え、夏はかなり暑くなりますので、マス類は涼しくなる11月以降が有望です。

これは、同日に挙げた小型のブラウントラウト。

芦ノ湖は、魚種も豊富なので、「上がってくるまで、何が掛かっているか分からない」というのも魅力の一つです。

これは、さらに秋が深まった時に仕留めた一匹。

55cmありました!

仕事の都合で参戦できない時もありますが、極力、解禁時は参戦するようにしております。

解禁時でも、こんなに綺麗なますが釣れることもあります。

ルアーは、芦ノ湖畔の「野崎ボート」オリジナルのスプーンですね。

箱根ホテルに投宿した時は、モーニングも注文します。

2700円ほどしますが、、、。

でも、美味しいんですよ。

丁寧に作ってくれます。

以前は、パンをおかわりしても物足りない感じでしたが、バイキング形式に変わって、お腹いっぱい食べられるようになりました。

ご飯を食べて、また元気に釣りを続けます。

時折、小型のブラウントラウトの群れが接岸して、連発することもあります(この日は、20匹以上釣れました)。

そして、小物だけでなく、こんなヒレピンの良型が釣れて、釣り人を喜ばせてくれます。

解禁時の次は、4月半ばにまたビッグウエーブが来ます。

ワカサギが産卵のために接岸し、それを追って大型のマスが岸近くを回遊し、ルアーに果敢にアタックしてきます。

これは、そんな時期にあげたブラウントラウト65cm。

同日、現地でお会いした釣り人は73cmのニジマスをあげたそうです。

芦ノ湖の、何が素晴らしいか

歴史があって、漁協が協力的。

大物が潜んでいて、夢がある。ポテンシャルも大きい。

魚影が濃くて、魚種も豊富。

観光地化されていて、宿泊施設も充実。

都心からのアクセスも良い。

最初は多少の苦労をするかもしれませんが、コツを掴んでしまえば、他の自然湖に比べると、こうリャ略しやすい湖ではないかと思います。

便利なだけに、釣り人人気も高いです。

お互いにマナーを守って思いやりを持ち、気持ち良く釣りをしたいですね。

※私は駐車場に車を停めていて、観光客に当て逃げされましたが、釣り人に情報をもらえたおかげで犯人を特定できて、相手の保険で修理できました。

いつまでもこの素晴らしい釣り場で釣りを楽しめるように、釣り人一人一人が意識を高く持っていきたいですね。

漁協や宿泊施設、釣り関連の業者様にも感謝です。

Espera

コメント

タイトルとURLをコピーしました